アウトソーシングでリスク回避

従業員一人ひとりの給与の計算は、労務管理の基本です。1箇月仕事をした社員に対する対価である給与計算は遅れたり、間違えたりできません。知らずうちに残業代を少なく計算し、数年のちに元社員から請求があるというケースもあります。社員は自分の給与計算に敏感です。不正確な給与計算は、社員を不安にさせ、会社に対する不信を抱かせます。経理等の社員に給与計算させている場合は社内の情報管理をしっかりとしなければ、いつの間にか「あの人はこれだけ貰っている。どーして？」という声がヒソヒソと陰で聞こえてくるようになってしまいます。給与計算を外部委託することで、リスク回避をすることが出来ます。

賢い経営者は、人材・時間のコントロールが上手い

「給与計算の時期だけ忙しく残業し、その他はヒマで仕事をしているフリが上手い」という人材効率が悪く、人件費のムダという状況が出来やすくなります。

また、事業主が直接給与計算している場合は、時間と神経をつかい、本当にやるべき仕事が後回しになります。苦労して計算し、数字に間違いがあった場合、一部の社員は「社長は、きっと、わざと減らしたんだ。ごまかしているんだ。」と考えるのです。経営者は専門家を使い、ルーチンワークに時間を割かないとともにリスク回避するようにお勧めします。